インディーズのバス待合所を応援したい
こんにちは、おおきちです。
皆さんの身近にもバス停って必ずありますよね?
僕はあまり乗りませんが、、、。
今のバス停はこんな感じ。
屋根&アクリルの壁&ベンチが一セットになっております(少なくとも都内では)
トトロに出てくるサビ&ホーロー看板のバス停というのはどんどんなくなっているのでしょう。そんなものはのんのんびよりの中にしかないのかもしれませんね。にゃんぱす。
さて、先日電車代を節約のため品川から日比谷までを歩いていたところ、こんなバス停を発見しました。
汚ねえベンチ椅子、、、
芝一丁目というまあまあ高級な土地なのにこの椅子ですよ?
不揃いな椅子、朽ち果てた椅子、雨ざらしで汚れた布、、、、
汚ねぇと思ったんですけどよく考えてみてください。
こういう適当な仕事、たぶん都(区?公営?)の仕事ではないですよね?
僕のなかではこんなストーリーが浮かんでしまいました。
ホワンホワンホワン
「バスを待つにもこの歳になると立って待つのは辛いのぉ、、、」
「おじいさん、そんなこと言ってもしょうがないですよ。ゆっくりバスを待てばいいじゃないですか」
「そうかねえ、、アイタタ、、、腰が、、、」
「おじいさん!大丈夫ですか?ほら、もうちょっとでバスが来ますよ」
その会話を見ていたサラリーマン。
「そうか、椅子がないだけでこんなにつらいのか、、、そういえば、うちに使っていない事務椅子があったな、、、、」
〜翌日〜
「あー、椅子が設置されておるのう」
「おじいさん、よかったですね。これで安心して出かけられますよ」
「神様が聞いてくれとったんかのお、、、」
こんなストーリーが思い浮かんだんです。
このバス停の椅子は汚いかもしれないけど優しさで出来ている!
「国がやらないなら自分たちで作る!DIYだ、これこそがパンクス精神だ、インディーズでも心地よいバス停は作れるんだぞ!俺たちは俺たちで楽園を作るんだ!」そんな80年代のパンクっぽさすら感じてしまいました。
なのでこういったバス停をインディーズバス待合所と呼ぶことにしました。
たぶん赤の椅子2脚は同時に持ち込まれたものなんだろうな。
最初の3つの椅子の持ち主は同じ、赤2つは別の人が持ち込んだと予想。
インディーズバス待合所は過程を考えるのも面白い。
ということで、これをきっかけにインディーズバス待合所の写真を撮ることにしております。んで、コレクションをご紹介したいとおもいます。
三ノ輪橋のインディーズバス待合所
椅子は3つある。
背の高いピアノ用っぽい椅子、(多分)お風呂用椅子、あと汚ねえキャバクラ風の椅子。
ピアノ椅子は持ち運びもめんどくさいだろうに御苦労さまですという感じ。
今気づいたんですどキャバクラ風椅子は芝公園のと同じでは?
布地なので黒ずんでおり、座るのに躊躇しました。この椅子だけ別の人が持ってきたと予想。元持ち主は痔持ちだったのかな?
お風呂椅子の穴にはおかきの包装袋で埋められておりました。電車の椅子もたまにガムの包みが入っていますが、人は待っていると隙間に何かを埋めたくなるんですかね?ピンク色から察するに歌舞伎揚げでしょう。口の中怪我しますよねあれ。
インディーズと思ったら違かったパターン
自転車で移動だったので遠くからこれを見たとき
「あれ!?ベンチも手作り?インディーズ オブ インディーズ?キング オブ キングス?」なのかなと思ったら、、、
ただ単に看板が縛り付けてあるだけでした。
曙橋のインディーズ待合所
シンメトリーな美しい配置。
居酒屋のテーブル席っぽい椅子。
楽天で2脚で2980円とかで売ってそう。
あまりインディーズっぽさや優しさが感じられませんね。やはりパンクにはボロボロのTシャツというように、インディーズ待合所にも汚い椅子が似合います。
南千住駅西口のインディーズ?バス待合所
これはちょっとかわったパターン。
柱の根っことベンチが一体化しているパターン。これはインディーズではないですね、かといってメジャーでもない。
電気グルーヴで例えるならSONYともうひとつのレコード会社から声をかけられていて、SONYから接待として寿司をおごられているタイミングでしょうか?
メジャーへの昇格はこの先なさそうですが。やさしさも全くないですね。
冨坂上のインディーズ待合所
恋い焦がれた女子のように柱に隠れていてかわいさ溢れますね。
剥げた外観のせいかおばあちゃんっていう感じの椅子ですね。
柱の色とマッチしており元から置いてあったかのような雰囲気。
レリーフはなぜかぶどうでした。
重そうなのに誰が持ってきたんでしょう?女の人だろうなという根拠のない自信は多分ぶどうのレリーフからでしょう。
春日二丁目のインディーズ待合所
残念!ポーカーで言う所の白の4カード!あと1枚だったのに!
4個セットで買ったものだったのでしょうか?
5番目の人は背もたれにクッションがないので背中がちょっと痛い。
置いてあった缶のエメマンのシールは剥がされていなかった。ジャージはいらないのかな?
ちなみに誰もいないバス停を撮るため、バスに乗らないのにバス停で待つというのは結構恥ずかしい。ちょっと離れた場所に立っていたのに僕の後ろに並ぶ人も現れるし。
そういえばこの時夕立が来てた。屋根が優しかった。
春日駅前のインディーズ待合所
先ほどと同じく春日である。もっというとこちらは先ほどの向かい側のバス停。
春日はもしかしてやさしさあふれる街なのかもしれない。
THE 事務椅子である。
これを見て前の会社で使っていたTHEオフィスデスクとTHE事務椅子を自宅に置きたいなとふと思った。変にオシャレにするよりもあれの方が安いし仕事もはかどりそう。
背もたれは柱に擦れまくっているせいか破れていた。
さて、インディーズ待合所いかがでしたでしょうか?
今後も僕はインディーズ待合所を見つけ次第更新していきます。
あなたの街のやさしさあふれるインディーズバス待合所のご報告もお待ちしております。
ほいじゃ。