あえてボンボン派になった時の気持ちを覚えている
男の子にとって最初に定期購読するマンガ雑誌っていうのはコロコロコミックというのが大多数だと思う。
僕が1988年生まれなのでその時代近辺の事しか知りませんが、発行部数やボンボンの廃刊から間違いないと思っています(てれびくんやテレビマガジン、小学◯年生は別扱いとする)少なくとも小学校の友人はほぼコロコロを買っていた。
で、本屋に行くとコロコロコミックの隣に必ずコミックボンボンというのがありまして、、、。コロコロコミックのライバル誌なんですけど、クラスにボンボン買っている人は全くいなかったんですね。
そんな状況だったらコロコロを買って、その話題で友人と盛り上がれば楽しいし、学校生活もそれで安全じゃないですか?ただ、僕はボンボンを選んだんですね。
自分はボンボンを読んでいこうと決めた時の気持ちって覚えていて
「俺はあえてのボンボンだ!」
小学生ながら"あえて"精神を持っていたのを覚えています。
何故か?
大多数がコロコロを話題にしているのであれば、俺一人ぐらいコロコロじゃなくてもいいんじゃないかと!むしろみんなが目をつけてないだけで、こっちの方が内容は素晴らしいかもしれない!?そもそもコロコロを買ったからと言って、他のコロコロ読者にコロコロトークで勝てるのか!?コロコロ派じゃない人がコロコロ派閥と仲良くなることでその集団の幅が広がるのでは!?厚みが出るのでは!?そうじゃないかい?どうなんだ俺よ!?
当時はこんなにハッキリとした意思で買ってはいなかったけど、今考えるとこういう精神でボンボン派で行くことを決意したのかなと思います。
しかし、小学生くらいだと多数派が少数派を受け入れるのは稀であって。ボンボン派だった人ってあんまりクラスで馴染めなかったんじゃないかなと、そう思っています。「ボンボン派だけど別に中身は君たちコロコロ派といっしょだぞ!同じ人間だぞ!!」って思っていたのですが、ボンボン話をコロコロ派に伝えても「?」な訳で、、、。
"ボンボン派、クラスにあまり馴染めなかった説"
結構この説信じているのですが、一般的にはどうなんでしょう?
学生生活で周りに馴染めないと自分の中だけで楽しみを見出すようになるので、コロコロ派がポケモン→少年ジャンプ→プレステみたいな順当なクラスチェンジしていくのに対して、ボンボン派はボンボン→ディノブリーダー→ガンガン→電撃王→三才ブックス(ゲームラボとかラジオライフ)というちょっとマイナーというかオタク気質というか、そういうマイナールートを通っていく人が多いのでは?
ってずっと思っているのですがどうなんでしょう?
女の子の雑誌事情はわからないけど、りぼん・なかよし・ちゃおってのはよく名前を聞くのでこれらがコロコロ派になるのかな?と。
で、女の子におけるボンボン派っていうのは、ぶ〜けとかぴょんぴょんなのでしょうか?それぞれの雑誌の派閥とか対象年齢を分かってないのですが、、、
マイナー派だった人は趣味に走る性格になりそう 。というのを一度統計をとって調べたいなーとずーっと思っています。簡単に言うとオタク気質になりやすい気がしていて。
小さい頃の些細な選択がその後の人格形成大いに関わってくると思うのです。
先ほどボンボン派をマイナールートと言いましたが、ドラクエでもあそびにんを通らないと賢者になれないように、ファイファン5(FFとは意地でも言わない)でもセシルはあんこくきし時代があったからこそパラディンになれるわけで!
・ ボンボン派、クラスにあまり馴染めなかった説
だけでなく
・ボンボン派だった人の一部、あの時のタメがあったからからこそ今めちゃくちゃ人生成功している説
っていう仮説も信じています。なので、元ボンボン派でめちゃくちゃ人生成功している人、どういうきっかけでパラディンルートになったのかすごく聞いてみたいなと!
っていうか、僕が早くパラディンになりたいのでだれか救ってください。大丈夫だよって言ってください。