ハズレの海鮮丼に出会った

その日は口が海鮮丼だった。

「あー！急に海鮮丼たべたくなった！！昼は海鮮丼以外食べたくない！！」そんな日は誰にでもあると思う。

早速スマホで近所を検索するとランチ限定で海鮮丼を出しているお寿司屋を発見！！コンマ7秒で入店。日替わりで三色丼というのを出している模様。メニューの写真にはネギトロやアジが載っていた。

「オッ！ええやんええやん？今日の具は何かな？」と、カウンター周りのお品書きを見回しても「本日の三色丼 〇〇」の文字は見当たらない。

店員さんに聞こうと思ったが三色丼はワンコインでそれ以外のランチは全て1000円越えしていたので「ま、三色丼以外注文しねェしなァ〜」と思い具材を確認せずに三色丼を注文した。ここが僕の過ちだった。

カウンターの中の前の職人さんは高級そうなお皿にに握りランチ（2000円）を4皿分握っている。客層を見ると上品なおじさまおばさまが多く「ああ！ここ結構リッチな人が来るお店なのね！！」と感じさせてくれた。いやがうえにも期待が高まる。

「ハイ、7番さんお待ち〜！！」

そういって大将から渡された海鮮丼には「エビ・つぶ貝・オクラ」が載っていた。

アッ！！謀（はか）られた！！！

「おいおいおいおい〜！！！ふざけてんのかぇ〜〜〜〜！そいつぁ、おもいもよらねぇこってすよ！」

海鮮丼のネタには各々のパワーが決まっている 

三色丼とは書いてあるが頭の中で「魚の刺身は一種類くらい載ってるだろ？」ってなオゴリが自分にはあったんだ。この気持ちから分かる通り、僕の中では貝とエビは魚とは認めていない。ましてやはオクラはオクラだ！かもめはかもめ！（研ナオコ）

海鮮丼においてのネタってそれぞれパワーが決まっていると思うんです。

パッとで作った海鮮丼のネタの強キャラリスト

僕の頭の中のコンピューター（ぴゅう太）では寿司屋で日替わり三色丼となったら、この提示したGSPから合計して4.5以上になるよう様に設定されたものが出てくるものとなっていた。最低でも、ワンコインと言えどこれくらいの丼は来るよねという最低保証が僕の中ではGSP4.5であった、いわゆるレシオシステムである。マグロを使ったらそれ以外の2つはGSP低いものから選ぶとか、そういうバランス感覚で丼メイキングをしてくれるものと勝手に思っていた。

それがGSP1のものが二種類、圏外のオクラが入ってきたので謀られたッ！そう思ったのです。そう思ったのです。

いや、今回来た三色丼のGSPの合計が3だとしても怒らないと思うんだよ！「まあまあ、日替わりだしタイミングが悪かったな」ってなると思うんだ。

そしてオクラにキレている訳でもない。サーモンとイカとオクラの丼だったら「まま、4は4だしな。オクラはバランサーだな！！」ってオクラのことも受け入れられるんだけど。しかしオクラくん、このメンツで君がバランサーヅラされると困るのだよ、そもそもこのメンツでバランサーを入れようと思う事自体が間違っている。

いや１つくらい魚の脂を感じさせるネタが載っているのを期待していた。

今回の三色丼のメインと思われるエビ。甘エビとかでもなく普通のボイルされたエビだった。エビってそんなに脂がなくて淡白な味じゃないですか？寿司の様にネタとシャリが1：1で同時に食べるならいいと思うんです。寿司ネタでも嫌いじゃないです。ただ海鮮丼というメシの促進剤としてネタがある場合エビは弱いかなと！

つぶ貝も刺し身で単品で食べる場合にはいいけどメシは促されないなと。そもそも生の貝全般がメシとの相性悪い気がする（炊き込みご飯とかは別）。海鮮丼のおいての貝はあくまでメシを促すネタありきで「ちょっとおじゃましま～す」的な感じで食べるものとしている。なのでメインがいない時に載せられても、、、イカとタコも同様。

まとめサイトなどでも度々見かける〇〇でメシは食える食えない議論。「コイツ何言ってんだ！食えるだろ！！」って意見もあれば「分かる分かる！アレでメシは食えない」って意見もあるので、メシ食える食えないの線引きは人によって異なるのは分かっている。ただ今回の三色丼はハズレだと思ったんですよ、、、

結論

ウダウダ文句を言うならネギトロ丼を頼め！！

ちなみに海鮮以外で僕がメシ食えないとしている闇オカズはおでん・ウインナー・コロッケあたりです