携帯電話をちんちんにあてがい、好きな子とメールをしていた時の話

学生時代、好きな人とメールをしている時は至福の時間であった。まず、なにより好きな人が自分の話題に返信してくれるというだけで嬉しかったよね。返信が待ち遠し過ぎて、センター問い合わせはもちろんしていたし、アンテナの光り方も特別(恋愛の意味もあるのでピンクの光にしていた。こういう所に俺は姉がいるなと思う)にしたりしていた。

 

メール文化はそういった嬉しい要素とともに、めんどくささも携えていた。返事が来なくなった時に「ああ!嫌われた!あの文章はやり過ぎだった!槍魔栗三助だった!」と、自己嫌悪に陥り、一日中ブルーな気分にさせてくれた。相手は寝ているだけ、忘れているだけかもしれない、でも「○○が✕✕だから、多分寝ている訳じゃないんだよ!……嫌われた!!!」など、被害モーソーにうなされたりと、無駄な気分の浮き沈みもメール文化によってもたらされた思う。

 

大抵、そんなんは気のせいで、2日くらい置いたら「ごめん!忘れてた!」的な返事が来るのである。

 

俺は「嫌われたかと思った!!!」などは言わずに(なぜならそういうのがバレたらカッチョ悪いので)、一度その「嫌われたかと思った!」と文章を打ってから全消しして、再度フツーの文章を打ち直して「下のレイヤーに本当の気持ちを載せる」みたいな、センチメンタルなこともやっていた。果たして、届いていたカナ?俺のこのキモチ!

 

この様にメール文化は、時に俺を狂わせた。一番狂わせていた時代、俺はちんちんに携帯電話をあてがってメールを待っていた。

 

当時好きだったシバヒナという女の子。俺はシバヒナから返信が来るたびに興奮していた。当時、ペディグリーチャムもびっくりの性欲まっしぐらエイジだったので、完全に勃起しながらメールをしていたと思う。

 

いくところまでいった俺は、メールを送った直後に自分の携帯電話を勃起したインフォバー(今のオイラはインポバー←コラッ!)にあてがい、シバヒナからのメールを待っていた。

 

何故、俺はこんなことをしていたのか?

 

シバヒナからのメールが来る、携帯電話がバイブする(ピンクに光りながら{元祖爆笑王は光るピカチュウストラップをつけていた})。一秒ほど震える携帯電話。

 

この一秒はシバヒナからもらった一秒。間接的にシバヒナが俺のちんちんを震わせている。俺の脳の変換機能はバグっていたの、そう思い込ませる事が出来たのだ。

 

アヘアヘ言いながらその一秒を楽しみ、メールをチェック。返信したら、携帯電話をちんちんにあてがい、シバヒナからのメールを待っていた。

 

シバヒナは俺がこんなことをしているなんて思ってもいないだろう。そう思うと、ますますイケないことをしているかの様に思え、待っている間もカチカチは収まらなかった。

 

このインダイレクトペッティング(間接的ペッティング)は、当時の俺の性欲アンテナにドンピシャにハマり、何度も何度もやっていた。 (アンテナとアンテナがカブっていて分かりにくいですね)。好きな相手からの着信で、ピンクに照らされる我が愚息。これがニホンノワビサビってコトなの???

 

ずっとセンター問い合わせを押して、メールを待つので、携帯電話も熱を持ち熱くなる。この熱さすら俺はシバヒナの熱だと勘違いすることに成功していた。バイブの時間調整機能に気付き、10秒くらいバイブが出来ることに気付いた時、俺は歓喜の声を上げたね。「10倍????テンタイムス!?!???これが革命?ゴブリン帝国バンザ〜イ!!!(ロマサガ3)」ってな具合に。

 

ここまで俺を、いや俺達をさせた『性欲』ってなんなんだ!!!???凄い!男性の犯罪の50パーは性欲によるものだと思っている、嫉妬、金、源流はオチンチンなのではなかろうか?

 

LINE世代のキッズはどんな勘違いをして性欲を満たしているのだろうか。気付かれないようにLINEで告白して、送信取消チャレンジとかしてない??

 

絶対携帯電話の歴史に載らないこの様な文化。後世に伝えていきたい。

 

 

というか、こういう歴史は俺だけ???マジ?俺だけが間違ってるの???地動説がウソって本当??????いいともって終わったの??????森もり子って女じゃないの???

 

なあって!!!

 

そして、猫まっしぐらはカルカンだったことに気付きました。

 

発明ボーイカルカン