おおきちナイトニッポン

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奢られ方が下手な人

先日、記事の打ち合わせということで編集の方ととあるスポットへ向かい店主にアポを取ろうと思ったのだが、あまりの店内の煩雑さにアポなど取る雰囲気ではなく、編集の方と見つめ合いながら「……これはアカン!一旦喫茶店で作戦会議や!!!」ということで喫茶店(サンマルクカフェ)へ向かった。

こういう時に上下関係をあまり学んでいないヤツが犯しがちなミスが『気を遣いすぎる』ではないだろうか?まさに自分の事なのだけど。とにかく『自然な気の遣い方』が出来ない

 

「あっ!席取りに行かなきゃ!」

「待てよ、先に編集さんを座らせたほうが良い?」

「テーブル拭かなきゃ……クロスがねえ!!」

「ここからだと……トイレが見えちゃうから……」

上座?下座?それとも神座(かむくら)?おいしいラーメン?3回は食べて下さい?ニラ入れ放題?」

 

完全に焦っている。何かをしなきゃいけないけどなにをすればいいのか分からない。

 

結局、タオルで席をとり下のレジへ向かったのだが先に並んでいた編集さんが一言

 

「なににする?ここは出すよ!」

 

という言葉。

 

まずい!!奢られなれてない!一度は断った方がいいのだろうか?しかし、最終的に奢ってもらうの分かっているのに一度断るという形骸化している行動、今の時代は無駄なのではなかろうか?バンドがアンコール前提でセットリストを決めているのに俺が飽きている様に、相手も財布を出すというカタチだけの後輩の行為に醒め醒めではないだろうか?飽きていないだろうか?でも、財布はとりあえずカタチとして出しておこう……ウワッ!俺のクリームソーダの財布カッコイイ……

 

といったように思考回路を巡らせながら財布を出したのだけど「いいからいいから」と往年のテリーとドリーなみに促し導き誘われ、かっこいいクリームソーダの財布をカバンにしまったのであった。ドクロの下のクロスした骨がカックイーのに……

 

形式的な財布をしまうと注文を促された。俺はこういう時に必ず一番安いものを選ぶことにしている。というか、ホットコーヒーかアイスコーヒの一番小さいやつを選ぶ。これは相手に出来るだけ負担させない様にという考えからやっているのだけど、最近この気の遣い方は逆に相手に「こいつ気を遣ってるな……」と見透かされているような気がして間違いのような気がしている。皆さんはこのような状況になった時に何を注文するだろうか?流石に「じゃあ!チョコレートモカを豆乳変更でトッピングにソフトクリーム」などとは言うつもりもないのだけど、俺はこの「一番安いコーヒーを選べば相手に負担をかけないと思っている」という考え自体がコシャクではなかったと凄く反省している。俺に愛嬌がなく可愛げ気がないのはこういう「こういう時こうすればいいんでしょ感」だけでやっている事が多すぎると思うのだ。「じゃあ、ココア!Lサイズ……でもいいすか?ニコッ」位のほうが正直で可愛げがないだろうか?奢られる時ずっとこういうことを考える。

 

ちびまる子ちゃんの話の中でまる子が誕生日に買ってもらいたいプレゼントとして友蔵に「トランプ……」とねだる話がある。この時のまる子の気持ちを察した友蔵は「まる子や……気を遣わずに欲しいものを言っておくれ……おじいちゃんには気を遣わないでおくれ」と言うと、当時の価格で5500円のローラースルーゴーゴーを買わされ「よくやった!それでこそわしの孫じゃ!!」と感動する話があるのだけど、まさにソレで。気を遣っているというのは、見透かされて可愛げがなく映るのではないのだろうか?と思った次第です。僕は可愛くなりたいのです。

 

そしてホットコーヒーのSを注文しました。

 

で、席で待っていると編集の方はチョコクロを僕の分も一緒に買ってきて頂いた。食べるタイミング分からなくて放置してたら「こういうのは温かい内に『ゴチで〜す』みたいに食うもんやろ!」って言われて、またしても誰も気にしていないのに気にする悪癖が出てしまっていたのだなと。ある程度のチャラさをわきまえたいな、と常日頃から思っております。その気遣い誰のため?相手の為でなく自分の為じゃない?

 

しまいにはチョコクロ食べ終わった後なんですけど、チョコクロが入ってる紙の三角の紙の容器あるじゃないですか?それ見たら先端がなくなっており、どうやらチョコクロと一緒に紙まで食べていたみたいなんですね。それを指摘されて「いや……ほら、僕、山羊座なんで……」と、とっさに62点のユニークで返したのですが、気の遣う遣わないではなくただ単に人と接しすぎなくて緊張しているのでは?と結論しました。

 

で、帰りその編集さんと駅まで歩いたのだけど俺は「こういう記事案どうすかね?」「こういうの面白そうじゃないですか?」「いま〇〇ってのが面白そうなんですよ?」という会話がものすごく好きで、話し足りないくらいだったので

 

編「あれ?こっちのホームじゃないでしょ?」

俺「いや、あのこういう話好きなんで出来るだけ話したくて……」

 

と、彼女の様な行動をしてしまい、ただ単に人と接しすぎなくて人に飢えているのでは?と結論しました。